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「労基署がやってきた!」関連セミナー 東京・名古屋・大阪・福岡で開催します。

2017.08.23.Wed.12:34
弁護士

 宝島社新書から「労基署がやってきた!」を出版してから、講演やセミナーが多いですね。

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社労士

お陰様で、本の内容について皆さまの関心が高くて、この本や労基署・労働局に関する講演・セミナーが増えています。

今回、下記の内容でセミナーが企画され、東京だけでなく、名古屋・大阪・福岡にも行くことになりました。地方在住の方はいつも東京までいらしていただくことになるのですが、今回は私の方でお伺いします。このような機会でないとなかなかお会いできない方ともお会いするのを楽しみにしております。


☆セミナーご案内☆




紹介
 *社労士  森井博子 元労働基準監督署長
 *弁護士  森井利和

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労基署の逮捕事案ものっています!

2017.06.18.Sun.15:49
弁護士

 この度、宝島社新書から「労基署がやってきた!」を出版されましたね。

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社労士

 はい。本の内容は、以下のとおりです。

第1章 労基署とは? 監督官とは?

第2章 サービス残業での逮捕・送検

第3章 過労死・過労自殺の労災認定

第4章 監督官は労災かくしを見破る

第5章 電通事件と過労死撲滅特別対策班、通称「かとく」

第6章 是正勧告・強制捜査を受けた企業がすべきこと

第7章 「働き方改革」と日本人の働き方のゆくえ


弁護士

第2章は、逮捕事案ですね。 


社労士

 はい。これは、実際に私が手掛けた事件です。


弁護士

 労基署の逮捕はめずらしいのではないですか?


社労士

 そうですね。労基署の逮捕は、全国で年に1回か2回でしたが、これからは、違った展開になるかもしれません。特に、電通事件で活躍した「かとく」は、事件を捜査するときは、逮捕も視野に入れていますよ。


弁護士

 本を書くにあたって心掛けた点は何ですか?


社労士

 今回は、一般の方にも分かりやすくということで、執筆を依頼されました。ですので、心掛けたのもその点です。


紹介
 *社労士  森井博子 元労働基準監督署長
 *弁護士  森井利和


調査研究部門開設しました。

2017.01.02.Mon.10:36
弁護士

 森井労働法務事務所のホームページで、新たに調査研究部門が開設されましたね。


社労士



 はい。従来からの懸案だったのですが、やっとスタートすることができました。


弁護士

どのような内容ですか?


社労士

  それは、女性監督官の先輩がどのような仕事をされてきたかの証言・聞き取り等を掲載するものです。 
  労働基準監督官がどのような仕事をしているのかをご存じない方も多いと思います。またどのような思いで仕事をしてきたかということは、ほとんど文献がありません。特に、数も少なかった女性監督官については、資料と言えるものが残っていません。
  そこで、後世の方が研究等をする時に少しでも参考になりそうなものを残しておきたいと考えました。

弁護士


 今回は、川渕さんのものですね。

社労士


 はい。最初は、1956年から1983年までの25年間(労働基準監督官としては22年間)、愛知労働基準局の局署で勤務されていた川渕蕙子さんの書かれたものを紹介します。川渕さんは、私の尊敬する女性監督官の一人です。川渕さんは達筆ですので、今回はご了解頂いて原稿をそのまま使わせて頂くことにしました。
 今回お願いしたら、ずいぶん原稿を書いてくださいました。書いて頂いたものは、順次紹介して、場合によっては後から整理して本にしたいと思っております。


 今回掲載するのは、労災事故についての以下の2稿です。クリックして頂ければ、読むことができます。

労災事故①


* お父さんの死んだ場所

工場のローラーによる巻き込まれ事故の現場を若い妻は幼い子供に・・。


労災事故②

* 墜落


父親の目の前で18歳未満の少年が墜落した。調査に出向いた時には足場が「改造」されていた・・


なお、原稿の感想やご本人へのお問い合わせ等につきましては、全て森井労働法務事務所を通して頂きますようお願いします。    

建設業労働災害防止協会から表彰されました。

2016.12.31.Sat.12:40
社労士

建設業労働災害防止協会から表彰されました。これが、表彰状です。

表彰状


弁護士

それは、おめでとうございます。功績賞ですね。どのような功績が認められたのですか?


社労士


建設業労働災害防止協会は、安全衛生教育を色々やっているのですが、その中に特別教育の講師養成講座や法令講座等があります。そこで、労働安全衛生法令をここ数年担当していたことの功績ということです。


弁護士


特別教育の法令関係の講師養成講座で、気を付けていることがありますか?


社労士


 そうですね。特別教育の目的は、作業を行う人がけがをしたり、健康を害したりしないために行うわけですので、法令でもその観点は必要だと思います。特に、労働安全衛生関係法令は、条文等も多いので、その中でも作業する人に直結するような条文をまず教えなければならないと思います。法令の教育時間は、1時間というものが多いので、内容を吟味しないと理解してもらうまでにいくのは難しいと思います。

弁護士

そうですね。労働安全衛生関係法令は、すごいボリュームですから、その中で何を教えるかということを考えながら教育することは必要ですね。

このように表彰してもらうと、励みになりますね。


社労士


そうですね。これからも、少しでもお役にたてればという気持ちになりますね。





ドラグショベルの用途外使用

2016.12.31.Sat.11:33
社労士


 連載している労働安全衛生広報の2016年12月15日号、「ドラグショベルの用途外使用」を取り上げています。事案は、鉄道の道床交換工事現場で、玉掛け用の繊維ベルトをアングル材に巻き、ドラグ・ショベルのバケットのポイント(以下、「爪」という。)に掛けて運ぼうとしたところ、繊維ベルトが切れ、鋼材が作業員の左足の甲に落下したものです。

この中では
  *労働者死傷病報告
  *元請・下請の責任
  *災害調査
  *是正勧告書
  *クレーン機能付きドラグ・ショベル
  *用途外使用と安全配慮義務違反

等について解説をしてます。

 
 今回は、用途外使用と安全配慮義務についての裁判例の部分を紹介します。


弁護士


 車両系建設機械であるバックホウ(ドラグ・ショベル)を、使用許容要件がないのに荷のつり上げに用いたことを、安全配慮義務違反であると判断した裁判例として、中山商事事件(大阪高判平18.11.17判例時報1981号18頁)があります。この事件は、神戸市が発注した工水管取替工事の現場で、下請会社の従業員が運転するバックホウが、バンドで水道管を吊ったままの状態でアーム部をもちあげたために、その水道管の上に乗って作業をしていた労働者が水道管と土留切梁との間に挟まれて死亡したという事故で、直接の雇用主である下請会社、元請会社、注文主である神戸市を被告として損害賠償請求をした事件です。なお、この事件は、下請会社が労働安全衛生法20条1号、労働安全衛生規則164条1項により起訴されて罰金刑を受けています。また、元請会社は、一審の途中に破産宣告を受けており、元請会社に対する訴訟は取り下げられています。
裁判で、下請会社は安衛則164条1項の立法趣旨は主たる用途ではない荷の吊上げにより荷や建設機械が不安定となり、荷が落下したり建設機械が転倒したりすることを防止する点にあるとして、同項違反と本件事故との因果関係を争ったのですが、裁判所は、同項は「労働者の危険を防止することをもその目的としている」とし、「本件事故は、労働安全衛生規則164条1項が想定する危険性が現実のものとなった場合であるということができるから、太郎(注 被災労働者)の死亡は、上記安全衛生規則164条1項と内容を同じくする安全配慮義務の不履行から、通常生ずべき損害であるということができ、相当因果関係があると認められる。」と判断しています。
 他方、大阪高裁は、発注者神戸市については、「神戸市は、当該工事における災害の発生の危険性が、具体的・客観的に明らかである場合にのみ、その監督員を通じて、近畿建設(注 元請会社)や一審被告中山商事に対し、工事の安全性を確保するための指示をしなければならない義務を負っていた」としたものの、「一審被告神戸市の監督員が、本件事故現場において一審被告中山建設がバックホウを使用していたのは移動式クレーンが使用できないためであると判断し、これを放置していたことは、近畿建設あるいは一審被告中山商事に対し、その使用を中止するよう指示する注意義務に違反したものであると認めることはできないし、本件事故当日に、バックホウを使用するに際し求められる合図者の配置を指示しなかったとしても、これを指示すべき注意義務に違反したものであると認めることはできない。」と判断し、神戸市に注意義務違反を認めた一審判決(神戸地判平17.11.11)の部分を取消しました。


紹介
 *社労士  森井博子 元労働基準監督署長
 *弁護士  森井利和

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