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2月3日に講演(WEB)する愛知県労働協会で現在お問い合わせが多い労基署における「同一労働同一賃金」調査と建設・運輸・医師の2024年問題を解説します!

2023.01.11.Wed.02:59
社労士

 最近、当方へのお問合せの中に、令和5年度に予定されている労基署における「同一労働同一賃金」調査や建設・運輸・医師の2024年問題で労基署がどう動くかといったお問い合わせが多くなっております。


弁護士

 そうですね。特に、労基署が「同一労働同一賃金」の調査を行うというのは、企業にとっても、関心が高いところですね。
 令和5年の労基署の新たな取組として、今後注目されていくのでしょうね。


社労士
 
 そこで、以前よりご依頼されていた下記の講演でも、この問題もその背景も含めて取り上げることにしました!
 WEBセミナーですので、愛知だけではなくどの地域からでも視聴いただけますので、関心のある方はご参加ください。




働き方改革を踏まえた令和5年度労働行政への対応の実務ポイント
 
 









紹介
 *社労士  森井博子 元労働基準監督署長
 *弁護士  森井利和
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建設業の方へ~建設業の働き方改革の労基署対応についての本を出版しました!

2018.10.07.Sun.02:04
弁護士

 日本法令から「森井博子が解説!建設業の労基署対応」を出版しましたね。どういうことで出版したのですか?

kensetu

建設業の労基署対応


社労士

 昨年から、建設業の方から、労基署から監督官が来て、労働時間や残業、36協定、割増賃金、健康診断を調査され、是正勧告されたけどどうしようかといった相談が多くなりました。
 「今まで、安全についての監督は多くあったけれど、このようなことは初めてだ!」と言って、パニック状態になっているのです。


弁護士

労基署は、どうして労働時間や健康管理について、力を入れて監督するようになったのですか?


社労士

それは、そもそも建設業は過労死・過労自殺が多い業種ですので過重労働対策のためです。
また、働き方改革法で、労働基準法が改正されて、罰則付き時間外労働の上限規制が5年の猶予があるものの、建設業にも適用されることになったことから、それに対応できるようにとの狙いもあると思います。


弁護士

建設業は、今まで限度基準の時間外労働の上限規制は適用外だったので、それが適用になり、さらに罰則も付くことになったのですから法を守ることができるように準備をしておかなければならないということですね。


社労士

そうですね。社労士になってから、今までずっと建設業にかかわってきたので、建設業の方が困っているのを見て何とかならないかと思って書きました。このような時に何をしたらよいかよいうことを分かりやすく書いたつもりです。パニックになる気持ちは分かりますが、まずは、本を読んでいただいて何をすべきかを考えていただければと思います。

また、日本法令でセミナーも実施していますので、受講していただければと思います。
ご希望が多くて、毎回満席になり、すでに3回実施していいます。4回目はすでに満席で、現在、5回目は11月16日(金)で募集していると思います。
社労士さんだけではなく一般の方も受講できますので、是非いらしてください。

日本法令セミナー


紹介
 *社労士  森井博子 元労働基準監督署長
 *弁護士  森井利和

「労基署がやってきた!」関連セミナー 東京・名古屋・大阪・福岡で開催します。

2017.08.23.Wed.12:34
弁護士

 宝島社新書から「労基署がやってきた!」を出版してから、講演やセミナーが多いですね。

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社労士

お陰様で、本の内容について皆さまの関心が高くて、この本や労基署・労働局に関する講演・セミナーが増えています。

今回、下記の内容でセミナーが企画され、東京だけでなく、名古屋・大阪・福岡にも行くことになりました。地方在住の方はいつも東京までいらしていただくことになるのですが、今回は私の方でお伺いします。このような機会でないとなかなかお会いできない方ともお会いするのを楽しみにしております。


☆セミナーご案内☆




紹介
 *社労士  森井博子 元労働基準監督署長
 *弁護士  森井利和

労基署の逮捕事案ものっています!

2017.06.18.Sun.15:49
弁護士

 この度、宝島社新書から「労基署がやってきた!」を出版されましたね。

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社労士

 はい。本の内容は、以下のとおりです。

第1章 労基署とは? 監督官とは?

第2章 サービス残業での逮捕・送検

第3章 過労死・過労自殺の労災認定

第4章 監督官は労災かくしを見破る

第5章 電通事件と過労死撲滅特別対策班、通称「かとく」

第6章 是正勧告・強制捜査を受けた企業がすべきこと

第7章 「働き方改革」と日本人の働き方のゆくえ


弁護士

第2章は、逮捕事案ですね。 


社労士

 はい。これは、実際に私が手掛けた事件です。


弁護士

 労基署の逮捕はめずらしいのではないですか?


社労士

 そうですね。労基署の逮捕は、全国で年に1回か2回でしたが、これからは、違った展開になるかもしれません。特に、電通事件で活躍した「かとく」は、事件を捜査するときは、逮捕も視野に入れていますよ。


弁護士

 本を書くにあたって心掛けた点は何ですか?


社労士

 今回は、一般の方にも分かりやすくということで、執筆を依頼されました。ですので、心掛けたのもその点です。


紹介
 *社労士  森井博子 元労働基準監督署長
 *弁護士  森井利和


調査研究部門開設しました。

2017.01.02.Mon.10:36
弁護士

 森井労働法務事務所のホームページで、新たに調査研究部門が開設されましたね。


社労士



 はい。従来からの懸案だったのですが、やっとスタートすることができました。


弁護士

どのような内容ですか?


社労士

  それは、女性監督官の先輩がどのような仕事をされてきたかの証言・聞き取り等を掲載するものです。 
  労働基準監督官がどのような仕事をしているのかをご存じない方も多いと思います。またどのような思いで仕事をしてきたかということは、ほとんど文献がありません。特に、数も少なかった女性監督官については、資料と言えるものが残っていません。
  そこで、後世の方が研究等をする時に少しでも参考になりそうなものを残しておきたいと考えました。

弁護士


 今回は、川渕さんのものですね。

社労士


 はい。最初は、1956年から1983年までの25年間(労働基準監督官としては22年間)、愛知労働基準局の局署で勤務されていた川渕蕙子さんの書かれたものを紹介します。川渕さんは、私の尊敬する女性監督官の一人です。川渕さんは達筆ですので、今回はご了解頂いて原稿をそのまま使わせて頂くことにしました。
 今回お願いしたら、ずいぶん原稿を書いてくださいました。書いて頂いたものは、順次紹介して、場合によっては後から整理して本にしたいと思っております。


 今回掲載するのは、労災事故についての以下の2稿です。クリックして頂ければ、読むことができます。

労災事故①


* お父さんの死んだ場所

工場のローラーによる巻き込まれ事故の現場を若い妻は幼い子供に・・。


労災事故②

* 墜落


父親の目の前で18歳未満の少年が墜落した。調査に出向いた時には足場が「改造」されていた・・


なお、原稿の感想やご本人へのお問い合わせ等につきましては、全て森井労働法務事務所を通して頂きますようお願いします。    
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